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 ~その1からつづく~


  ◇1220  近江八幡 着
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逆光にもめげず。。。

琵琶湖の湖東を北上、最初の目的地である近江八幡に到着。
かつて全国を席巻した近江商人発祥の地として知られており、旧商家や古い街並みが残されている。
更には八幡堀、八幡山ロープウェイなど観光資源が多くある町。

まずは八幡神社にお参り。
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その後、ロープウェイにて八幡山上へ。
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桃山時代に八幡城というお城がここにありました。石垣はその名残ですね。
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かつての城跡に、今は村雲瑞龍寺というお寺があります。

八幡城の成り立ち。
豊臣秀吉の甥である豊臣秀次により、安土城が焼けてしまった後の湖東に築かれた城。
(安土城跡はこれから見に行く予定)
楽市楽座の安土城下で栄えた商人や街を引き継ぎ、城下は大層賑わったそうです。

しかし秀次公は失脚の上に切腹させられてしまう。
その秀次公を供養した京都のお寺(村雲瑞龍寺)を昭和の時代になってから、お城のあった
この山頂へ移転したとのこと。ヘリコプターなども利用した大掛かりな移転だったそうです。
お寺のおばさまから丁寧に教えていただきました。
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瑞龍寺の裏手からは琵琶湖が美しく見渡せました。
お城のあった頃も、天守から素晴らしい風景が見渡せたのでしょうね。

あじしお太郎くんは『こういうところに住みたい』と言っていました。
確かに、涼しいし木のぬくもりを感じる古寺っていうのは、いい雰囲気でした。

ただ、『住みたいか?』というと、、、 ぼくはそこまでは、、、 冬は寒そうだし、、、
まあ、思うところはひとそれぞれです。
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再びロープウェイで下山、お次は八幡堀です。
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八幡堀は様々な時代劇の撮影が行われたりもした場所。時代劇好きにはたまりません(^o^)
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鬼平犯科帳のエンディングみたいなアングルで(^o^)
ボートが手漕ぎではなくモーターボートだったのが若干興冷めですが。
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八幡堀なので、『8』ですね。これは。
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昔の街並みの面影が残る通りをぶらぶらして近江八幡は〆。



  ◇1425  近江八幡 発

  ◇1440  安土 着
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近江八幡からひと駅、安土はすぐ近くです。
安土といえば、織田信長。銅像がお出迎えです。 …造りはちょっと雑な感じでしたが(^_^;)

まずは、駅の裏手にある安土町城郭資料館へ。
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ここには1/20スケールの安土城模型がある
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中も見ることができます。当時、非常に珍しい吹き抜け構造のお城です。
それについては諸説あるみたいですが、こんなすごい建造物が400年以上前に日本にあったと
想像すると、ちょっとワクワクします。

お次。
車ですぐそこ、安土城天守 信長の館へ。
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原寸大に復元された安土城天守(5階と6階部分)が展示されている。
以前、スペイン・セビリア万博に出展されたとのこと。
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もう、なんだかすごい迫力で(^_^;) 圧倒されました。

ガキの頃から、日本史が好きでした。
特に戦国時代~安土桃山時代あたりは、子供が入りやすい歴史の入り口というか。
お城とか武将とか、なんとも魅力的で。
歴史マンガや本で読むたび、あそこに行ってみたい、観てみたいという気持ちを持っていましたが、
その中の筆頭だったのが安土城で。既存の城の概念を壊す、それはそれは豪華絢爛な城だったとか。

安土城というお城、現存していないからこそ想像が膨らむ部分が多くあり、そこに非常に心惹かれます。
子供の頃からの夢がひとつ、叶いました。
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安土城が実際に建っていた場所。石垣が残っているようです。
が、、、今日は近江八幡でよく歩いたし、階段が見るからにキツそうだったので諦めました(+_+)



  ◇1545  安土 発

安土から彦根IC経由の北陸道で敦賀へ。お楽しみの夕食タイムです。



  ◇1720  敦賀 着
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福井といえば、やはりソースかつ丼。老舗のヨーロッパ軒にお邪魔します。
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いやー、久々に食べました。甘口のソースと熱々感がとてもいいです。ボリュームも充分。

が、せっかく遠くまで来ましたし、一軒では終わらせません。
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屋台から発祥したという敦賀ラーメンの老舗。
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見た目はちょっとこってりかな?と見えますが、意外とあっさり。
醤油味の甘口でやさしい味わい。福井は甘いものが人気なんですかね。

敦賀駅まで送ってもらい、あじしお太郎くんとはここでお別れ。



  ◇1836  敦賀 発  北陸本線 特急サンダーバード33号

  ◇1909  福井 着
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福井で一旦下車、ヨメさんにカニ弁当でも買って行くか、と物色。
その後はのんびり読書をしながら北陸本線に揺られ、富山へ。



  ◇1931  福井 発  北陸本線 特急サンダーバード35号

  ◇2059  富山 着


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歴史探訪という趣だった今回の旅。
安土城に関する疑問や、想像の域を越えなかったものが、復元天守や模型を見ることにより
何となくイメージがついた、というか。長年のモヤモヤ感がすっきりしました(*^_^*)

タフなスケジュールでしたが、日帰りはやっぱりラクですね。
経費もさほどかからないし。

そして今回お付き合いいただいた、あじしお太郎くん。お疲れさまでした。
観光先には大して興味もなかったかもしれませんが(^_^;) 天気も良くいいドライブでしたな。
愛車は非常に乗り心地がよかったので、また乗せて下さいね。
今度は天橋立とか、更には足を延ばして鳥取砂丘とか。鳥取リベンジすべし!


~おわり~
# by midnightbuss | 2012-09-30 23:51 | 旅行

さて。
琵琶湖をぐるっとひと回りする日帰り旅に行ってきました。
連れは、旅友でもあるNくん改め《あじしお太郎》くん。

事の始まりは、あじしお太郎くんから『車が壊れたので買い換えた!』と聞いたことから。
おお、じゃあその新車の試乗会をしようじゃないか、と。

彼の住まう若狭地方の近隣から日帰り圏内を検討してみると、興味を惹かれる場所が。
今回の行き先、『近江八幡』と『安土』です。


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  ◇0420  自宅を出発

仕事終わりで仮眠を3時間ほどとり、張り切って出発。しかし自宅を出発するときはまだ真っ暗で。
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まるで深夜の富山駅前。
日の出も遅くなりました。つい最近まで夏って感じだったのにねぇ。季節の移ろいは早い。
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  ◇0453  富山 発  北陸本線 特急サンダーバード2号
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始発のサンダーバードに乗車。
さっそくビールをプシュッと開け、早朝からひとり宴会。電車旅の醍醐味のひとつ。
外はまだ暗いので、旅の始まりなのになんだかどこかへ帰る時みたい。
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金沢辺りに到達するとようやく明るくなってくる。なんとも秋らしい、うろこ雲です。
今日は珍しく天候に恵まれそうな予報。いいことだ(*^_^*)



  ◇0703  敦賀 着
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お久しぶりの敦賀。今日はここで乗り換えです。
次の電車までちょっと時間があったので駅前を散歩。するとこんな看板を発見。
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福井名物、『へしこ』です。鯖なんを糠漬けにしたものですな。
普段から食べているんですね。さすがご当地。



  ◇0740  敦賀 発  小浜線 普通
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ここからは小浜線。いわゆるローカル線です。初乗車。
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山あいを2両編成の電車が激しく揺れながら抜けていきます。
途中、“これはいわゆる秘境駅では?”というほどの駅をいくつか見かける。
いやあ、なかなか乗り応えありますな(^_^;) 小浜線。
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小浜を過ぎると右手に海が見えてくる。湾内だからか非常に静かな海。穏やかな感じです。



  ◇0910  若狭和田 着
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あじしお太郎くんの住まう会社の寮から最寄りの若狭和田という駅で下車し、合流。
彼の新しい愛車ムラーノに乗り込み、まず町を案内してもらう。
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和田浜という名所がある、ということ。砂浜が真っ白で綺麗な浜辺でした。

以上。

 … こじんまりとした、いい町ですね。。。



  ◇0930  若狭和田 発  鯖街道を南下

ここからはいつもと違い自動車での旅。

①和田から舞鶴に出て西回りで京都を通過し琵琶湖南端を目指すルート
②琵琶湖沿いに湖西を南下するルート

の2パターンで迷ったのですが、観光時間をのんびり取る為に②湖西ルートを採用。
①ルートも魅力的だったんですがねぇ。京都から西の沓掛経由で市内入りなんて、
東日本育ちのワタシからすると、まず発想しないルート選択で。
明智光秀が織田信長を本能寺で討ったときの進入路を沿うような感じになります。
歴史好きには堪らない(^o^)

スタートは、若狭の海で獲れた海産物を京都まで運ぶ物流の中心だった鯖街道。
起源は奈良時代からだそうで、太古の昔ですね。その路線を踏襲する国道367号線を南下。

そして、途中から琵琶湖の湖西道路に出る。
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いい天気。やはり旅はいい天気に限る。
そして人の運転する車に揺られて飲むビールの美味さといったら。
いい旅です(*^_^*)



  ◇1120  琵琶湖大橋 通過

名前の通り、琵琶湖にかかる大きな橋を渡り、湖東へ。
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“ミュージックロード”という、道路の凸凹がまるで音楽を奏でているかのように
聞こえるという道。ま、耳を澄ませても、まるで詩吟を唸っているかの様な、、、 
…えーと、よくわかりませんでした(;一_一)
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ここで名物ひとつ。近江ちゃんぽんです。
本来は彦根あたりのものですから、ちょっと離れていますが。。。 まあいいでしょう。
野菜たっぷりであっさり味、クセが無くて毎日でも良さそう。美味しかった。
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焼きラーメン風に炒めた、焼きちゃんぽんもありました。



 ちょっと長くなりそうなので、その2へ続く。
# by midnightbuss | 2012-09-29 11:16 | 旅行

秋の夜長は

なんとなく更新頻度が落ちているこの頃です。
こういったときは、読書にハマっている時期ということです。
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ここ最近、歴史小説に再びどっぷりハマっており。
ぼくは人より読むのが早い方なので、すぐ読み終わって次、と欲しくなる。
廉価な文庫本といえども、さすがに何冊も買えば費用もかかる。
読み終わった本を売るのもあまり好きじゃないし。

で、最近では専ら、ネット通販のアマゾンを利用しています。
何年か前に発行された本ならば、中古品でだいたい¥1から購入できる。
送料が¥250なので実質¥251となる。本屋さんで買うことを考えると半分以下の価格で
購入できるので、気まぐれでどんどん買ってしまっている最近。
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お月見シーズンもまもなくです。
日によっては大分冷え込み、秋らしくなってきました。
# by midnightbuss | 2012-09-24 08:08 | フェイバリット

残念なほどの残暑

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もう9月も半ば過ぎですが、、、
# by midnightbuss | 2012-09-17 13:29

第三弾

秋のビール、自分的には第三弾(*^_^*)
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コンビニのビールコーナーをのぞいてみて下さい。
いま、各社からいろいろ発売されていて楽しいですよ。
既存の商品も紅葉をあしらったデザインになっていたり。

次は、『冬物語』がいつ出てくるかだなぁ。

今年は猛暑というわけではなかったのですが、ここへきて数日は残暑が厳しい。
朝夕は涼しくなりましたが。
気温の変化でノドをヤラれ、おかまちゃんみたいな声になってました。

さて。
月末に急遽ですが日帰り旅が決定。おそらくいつもとは毛色の違う旅になります。
楽しみ(^o^)
# by midnightbuss | 2012-09-15 12:34 | おいしい!