2010年 09月 17日
本気だしてこうぜ
そのストーリーの中で、
『うーむ。。。』
と、思えることがあって。
登場人物は学生さんで。不器用で早とちりなので、
『売上ないけど頑張ってチョーシ(調子)だして行こうぜ!』
と、言われたのに銚子(千葉県)まで行っちゃった、とか。
万事がこんな感じで。
で、仕事もなかなか覚えられない、要領が悪い。
なので、同僚から陰口をたたかれ、居づらくなって、どこでバイトしても
長続きしなかった、と。
が、今度の職場では、みんな口が悪く言いたい放題なんだけど、
はっきりモノを言ってくれる、と。
ダメなものはダメ、良いものは良い、と。
その学生さんは病気で、余命半年だと。
だから、死ぬ前にどうしてもその職場のみんなにもう一度会いたかった。
自分が自分らしくいられる場所・仲間だ、と。
ま、半分コメディ映画みたいな感じで、結局、余命半年もその本人の
早とちりだった、というオチだったけど。
でも、なかなか考えさせられるじゃないですか。
正直に、裏表なくぶつかりあうことの大切さ、というか。
ウチの職場も、殆どが学生さんや10台後半~20歳前後のスタッフ。
けどイマドキのこの世代は、ぼくらの若い頃とはちょっと違う、と思う。
まあ、ぼくらの若い頃も、上の世代からは同じ様に、
『なんか違うなぁ、ぬるいなぁ』
と、見られていたかもしれないけど。
いや、きっとそうだ。
…まあ、それはさておき。
自分の感情に嘘をつくのは苦手だ。ガマンするのも苦手だ。
だから、思ったことをすぐ口にしてしまう。こりゃ欠点かもしれないけど。
手を抜いているスタッフを見つけると、ガッツリ叱り付けてしまう。
でも、そうやってその世代の子達と本気で向き合うことが、
いずれその子達の為にもなるんじゃねーかなー、とも勝手に思っている。
いまのスタッフが将来、どこかの場面で
『あー、あのオッサンにこういうことはダメだって教わったなぁ』
と、なにかひとつでも思い出してくれればそれでいいんじゃない?と。
でもこれは、他の人から見れば利己的な考え方なのでね。
いま時代にマッチしているのは、全てを包み込むような、叱ったりしない
【優しいアニキ】的な存在なのかもしれないけどねぇ。
でも。
なるべく、自分に正直に生きたいと思っている。
だから、仕事におけるスタイルは、変えない。
伝わるかなぁ。なんとか伝えたいもんだけどなぁ。
まあ、おこがましいことですよ。
ちっぽけなぼくなんかが他人にものを教えたり指導したりするなんて、さ。
なぁんてジレンマと戦いながら毎日、それなりに頑張ってます。
頑張ってるつもりです!(^^;)
by midnightbuss
| 2010-09-17 02:43
| 仕事