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悲願

CSで、スポーツばっかりやってるナイスなChがあるのですが、
そこで、年末に行われたウインターカップの再放送をしていて。

ウインターカップというのは、その名の通り冬に開催されている
高校バスケの全国大会のことです。
正式には『選抜全国大会』というやつですね。
バレーボールでいうところの“春高”と同じ立ち位置です。

バレーボール同様、以前はバスケも春にやっていたそうですが、
紆余曲折、今は年末に行われています。

ぼくらが高校生の頃は、この“選抜”という大会は、正直そんなに
一生懸命ではない(^^;)というか。

3年生の参加が、全員ではなく希望者だけだったんですよ。
同時期に行われる、高校生男子の県選抜メンバーに選ばれている人だけ
ウインターカップまで部活に参加する、みたいな雰囲気で。

調整の意味で。

6月にインターハイ予選が終わり、チームとしては1、2年生の
新チームに移行している時期。そこに数名の3年生が参加。

ぼくらが2年生の時のチームには2人、先輩が残った。

…正直、ちょっと微妙な雰囲気(-_-;)
別に仲が悪いとかじゃなくて、お互いエンリョして、みたいな。
3年生は、『新チームだからお前らが中心になって…』
下級生は、『やっぱり先輩中心にボールを回して…』
全国のチームも同じような事情じゃなかったのかなぁ、と思う。

しかし。
歴史を調べると1998年頃からどうやら雰囲気が変わってきた様で。
田伏勇太のいた能代工業がメチャメチャ強く全タイトルを獲ってた頃です。
3年生がガッツリ残るようになり、従来の大きな大会であるインターハイより
目標とされるタイトルに変わってきたらしい。

そして今年。
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念願の初優勝を果たしたのが、福井県代表の北陸高校。

北陸高校といえば、むかしっから北信越地区でも随一の強豪。
ぼくらの頃もスゲー強かった(+_+)
1994年。高2の時の新人戦で県3位になり、北信越大会に進出したときのこと。
北陸高校の選手達と会場の通路ですれ違った。

 でけー。。。 2メーター近いやつが何人も。。。

体格からしっかり負けてました。
通り過ぎてから、仲間と顔を見合わせて『なんだありゃ!?でかくね!?』
しかもみんなボーズ頭だったので、迫力がある(^^;)

ぼくらは早々に負けてしまったので北陸とは当たりませんでしたが、
もし戦ったとしても、勝てる気が全くしませんでした(^^;)

体格の良いやつの中には、外国人留学生が何人かいて。
当時は『それってなんかズルイな(ー_ー)!!』と思っていたもんですが、
様々な資料を見ていると、北陸だけじゃなく他のチームにも
今は留学生が大勢いるんですね。知らなかったぜ。

ま、なんにせよ、おめでとうございます!と言いたい。
試合後、感極まって選手が泣いていましたが、ああいうのは美しいですな。

そして。
母校、頑張れ!ぼくらが卒業後、たまーに県制覇はしているらしいが
いつか、北陸高校の様に強豪になってほしいもんだ。
by midnightbuss | 2011-01-28 22:30 | sports